【沿革】
銘柄は、「天の戸は 静かに明けて 神路山 杉の青葉に 日影さすみゆ」に由来する。
蔵元の柿崎秀衛氏(1957年生まれ)と、中学の同級生だった森谷康市杜氏がタッグを組んでいる。
森谷杜氏は、著書「夏田冬蔵」の名にあるとおり、夏は酒米づくりを行っている。
【地元、秋田にこだわる】
「酒は田んぼから、稲からすでに酒造り」をモットーにかかげる。
酒米・酵母・蔵人にいたるまで、すべて秋田でまかなう。 他県から山田錦を買わない蔵はめずらしい。
全量を、地元農家「平鹿酒米研究会」が低農薬・減化学肥料で栽培した酒米でまかなっている。
酒米の品種は、美山錦・吟の精・亀の尾・美郷錦・星あかり・秋田酒こまちなど。
酒米が育った水田の水と、仕込み水がおなじ水源であり、米と水の親和性にもこだわりを持っている。
全国新酒鑑評会において、秋田県産米・秋田酵母の大吟醸で3年連続金賞(2004BY〜2006BY)を獲得した。
2008BYも金賞を受賞し、秋田の蔵はもちろん、地元色の追求を模索する全国の蔵にとって大きなニュースとなった。
よっしん個人的には、勾玉(まがたま)のマークがかわいくて好きです。 もちろん、味も好きです。 |